組み立てが簡単な分、少し手間をかけてみる
といっても大したことは出来ませんが、合わせ目消し、後ハメ、塗装などをして丁寧に仕上げて見たいと思います。
1.後ハメ加工
今回は合わせ目消しをしますので、それに伴い後ハメ加工をしたいと思います。
後の塗装を容易にするのが1番の目的です。後ハメ加工は2ヶ所です。
A.頭部後ハメ加工
頭部はグレーのモノアイパーツを赤の外装でサンドする構造です。
このモノアイ部分を後から取り付けるには、
外装パーツ受け側の四角い穴下側、上記写真の白で囲った部分を切ってしまいます。
模型用のノコギリで切り飛ばしました。
これで外装パーツ接着後に下からモノアイを取り付け出来ます。
入りづらかったら、様子をみながらですが、モノアイ側のハマる部分を削ってみましょう。僕も少し削りました。
B.脚部後ハメ加工
脚部も頭部と同様に、バーニアを再現したグレーのパーツを脚部の赤い外装パーツでサンドします。
先ほどの頭部と同じように、外装パーツ接着後にこのグレーのパーツを下からハメられるようにするには、
三ヶ所を切ります。
グレーパーツをハメる穴の下側(①②)、グレーパーツちょうど膝あたりのパーツ(③)を形にそって斜めに切り落とします。
正面から見ると上の写真のようになります。そんなに目立たない所なので、デザインナイフで適当に切りました。見事にガタガタです(笑)
これでグレーのパーツを下からハメることが出来ます。ちなみにグレーパーツ、ピンの部分が入りづらいようでしたら少し削ってあげましょう。僕もナイフで少し削ってピンを細くしました。
残りの膝あたりのパーツをカチッとハメたら完成です。
もう片脚も同様に行います。
2.合わせ目消し
合わせ目が気になる所は三ヶ所。
写真だとわかりづらいのですが、頭部の角から後ろにかけて。
両腕の外装パーツ、両サイドに。
両脚の外装パーツ正面側に。後ろ側は段落ちモールドになっていますのでそのままにします。
あと、モナカ割り構造のビームライフルも合わせ目を消したいと思います。
パーツ両面に模型用のボンドを塗って、ぎゅっと挟み込み表面を溶かして合わせ目を消す定番の方法で行いました。三日ぐらいこのまま乾燥させようと思います。
三日間乾燥後…
紙やすりを使ってボンドがはみ出た部分を削ります。400番で削り、その後1000番で整える感じで削りました。作業写真を撮り忘れたので文章だけでは分かりにくいかもしれません。すいません。
上記写真、白丸で囲った部分に合わせ目がありましたが、まあまあいい感じで消えてくれたと思います。ビームライフルは形が複雑で時間がかかり、面倒ですが何とか消しました。まだ若干残っている部分もありますが、これ以上やると、モールドが削れて形が変わってしまう恐れがありますので、これで止めておきます。
3.パーティングラインを消す
パーティングラインはパーツを生成するときに出来るバリというか、上手い表現が思いつきませんが、百聞は一見に如かず、とりあえず下の写真を見てください。
白丸で囲った部分、細い線が走っているのが分かると思います。上の写真は分かりやすいのを選んで載せていますが、パーツを注意深く見てみるとあちこちにあります。気になる所は紙やすりで削って処理します。僕は600番で軽く削り、1000番で表面を整える感じで行いました。
パーティングラインを削りました。やすりのキズが残っていますが、サーフェイサーを吹く予定ですので、多分キズは目立たなくなるでしょう。
パーティングライン消し、合わせ目消し、面倒なら見なかった事にしてそのまま放置もありでしょう!
苦痛を感じてまで、やる価値はない!楽しくないと(笑)
4.パーツを洗浄
さて大体の下処理が終わりましたので、パーツをぬるま湯と中性洗剤で洗います。ヤスリの削りカス等が付いているので、洗ってキレイにします。
歯ブラシなどで、ゴシゴシと洗いました。
あとは乾かして、次の作業へと進みます。
今回はここまでです。